こういった疑問に答えます。
もくじ
この記事を書いている私は、大手自動車会社 研究開発部門で約7年間勤務し、その後やりたいことをするため、現在、ベンチャー企業のエンジニア職に勤務し6ヶ月を経過してます。
大企業→ベンチャー企業へ転職した実体験に基づいて解説します。
■大企業からベンチャーへ転職したぼくが気づいたこと。~比較
よく大企業とベンチャー企業の違い何かと聞かれることがあるが、日常すべてが違い過ぎて上げたらきりがない。
大企業からベンチャー企業へ転職して気づいた大きな違い3つを紹介します。
1.何もかも自由である。
2. 希望すればすぐに希望する職種につける
3. 無駄なパワポや書類を作ることなく意思決定がすぐできる。
1.『何もかも自由である』
大企業と比較しベンチャー企業ではルールがほとんどない。極論をいうと、自分の責務をまっとうすればそれ以外は全て自由である。
具体的には、、
・大企業ではフレックス制度はあったが朝9時には大体の方が出勤しないといけない雰囲気だったので朝9時に出勤していた。ベンチャー企業では出勤時間も決まっていないので朝、昼ころに出勤する人とまちまち。
・大企業では私用で時間を空くことを緊急性の高くない限りできない。ベンチャー企業では、普段ごとのように勤務途中に病院に行く人、ジムにいくひとがいる。
・大企業では、襟付きシャツ、長ズボンが当たり前。ベンチャー企業では、社長も含めTシャツ、短パンで出勤。
と大企業では考えられない世界が展開されている。
2.『希望すればすぐに希望する職種につける』
大企業では人が多すぎて個人の希望を聞いてもらえないことが基本である。一方でベンチャー企業だとすぐに希望する職種につける。
具体的な話をすると
大企業では、入社面接、年2回のマネージャーとの面談とあり一応希望職種を聞かれる機会があった。しかし、周りを含め希望の職種についた方をみたことがない。一方で、ベンチャー企業に転職し現在で6ヶ月経過しているが、すでに人生の中でやりたかったことにつかせてもらっている。
私だけでなく自分から発信すれば何の事業も開始できる社風は、ベンチャー企業には、常にある。
3. 無駄なパワポや書類を作ることなく意思決定がすぐできる。
理由は、社長も業界の流れがはやいことを理解し、意思決定に協力しすぐに指針を示してくれるからである。
具体的なお話をすると、
大企業では、ある一つの仕様を決めるのに大体の結論が決まっているのにもかかわらず、確かな結論とするため半年くらいかかる。上司、課長、部長...とエスカレーションするため意思決定の根拠である証拠は徹底的に集め、周辺部署への根回しも徹底的にやる。
しかし、ベンチャー企業では社長がすぐそこにいるので関係者が集まりすぐに意思決定が可能である。業界の流れがはやいことも考慮し意思決定の判断材料が少なくても社長は協力的であった。
■大企業からベンチャーへ転職。転職して実感した後悔
大企業からベンチャー企業に転職していいことばかりであり、転職は成功したと思っている。しかし、読んでいる読者にとっては、転職して実感した後悔を知っておきたいと思います。
ベンチャー企業に転職した2つの後悔を紹介します。
1. 社会的信用が低くなる。
2. 年収が低くなる。
1. 社会的信用が低くなる。
理由は、大企業と比較してベンチャー企業はネームバリューがないからである。
具体的なお話しをすると、
大企業に勤務していたときは、会社の名前を出せば誰でも知っているため、皆さんから『すごい~』等を言われるのが当たり前であった。
しかし、ベンチャー企業に転職してからは会社の名前を知られていないので、会社の説明をするのが前提で、しまいには、ベンチャー企業なので、友人からは『大丈夫~?』と心配されたこともあった。
2. 年収が低くなる
理由は、ただ単にこれは企業として稼いでいる金額が年収に依存しているからである。
具体的にいうと、
ベンチャー企業に転職してから半年しか経過していないので、年収は何とも言えない状況であるが月々の月収は確実に減っている。
とにかく会社員として年収を稼ぎまくる人生としたいとする場合には、ベンチャー企業はおすすめしない。
■ベンチャー企業でのキャリア設計方法
ベンチャー企業のキャリアについて考えることは多々あったが
周り話を聞きつつ、私の結論は、以下である。
『個人としてのプレゼンスを上げ副業や複業をすることで、年収をあげる』
理由は、ベンチャー企業では社外の関係が自然と広がり(周りの会社と協力しあってる)、社内の仕事以外でも仕事の話が飛び交っている状態でだからである。
そういう状態だからこそ、個人としてのプレゼンスを高めつつ副業・複業で年収を上げる選択肢をとるべきである。
具体的に言うと...
大企業にいたときは、周囲をみると、秘匿管理が厳しいこともあり、社内だけの人間関係にかかわりに重点をおいていた印象であった。
しかし、ベンチャー企業に入社し周囲の人をみると、社内にとどまらず社長も含め社外での活動をして自分自身のプレゼンスを上げている印象で、みなではないが副業・複業の業種をするのが当たり前である環境である。(私の会社では社長が先頭をたって複業している笑)
私もベンチャー企業に転職してから、サービス残業がなくなり時間ができたので、自分のプレゼンスをあげるために行動している。
大企業からベンチャー企業に転職する前は、不安ばかりでいろいろと調べていて、実体験の話が少ないと思いました。この記事が誰かの助けになれば幸いです。
→ベンチャー企業に転職するときに、圧倒的にベンチャーに関する情報が少なかったです。情報収集するうえでの転職サイトのポイントを以下記事にまとめていますので合わせて参考してみてください。
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