大学生「料理好きだし調理師免許を取れたら取りたいな~。大学生のキッチンアルバイト経験で調理師免許取れないかな~。」
こういった疑問に答えます。
もくじ
この記事を書いている私は、理系大学生のときにやっていたキッチンアルバイト経験で調理師免許を取得しました。理系大学生の研究・授業&サークルで結構予定は詰まっていましたのでアルバイトばっかりやっていたわけではありませんでしたが、取得条件のポイントを抑えることで取得は可能となります。
調理師免許の取り方について、実体験に基づいて解説します。
1. 調理師免許を取得する方法
まずは一般的な話、調理師免許の取得方法の種類を説明します。取得方法は、以下にあげる2つあります。私は、①の方法で取得しました。
①飲食店や給食施設などで2年以上の調理業務経験を経た上で調理師試験を受け合格した後に、住所地の都道府県知事に免許を申請し取得します。
②厚生労働大臣が指定する調理師養成施設を卒業した後に住所地の都道府県知事に免許を申請し取得します。
2.学生のキッチンアルバイト経験での調理師免許の取り方
これから、私が大学生のアルバイト経験で調理師免許を取得した方法を解説します。
取得する方法は、以下3つのステップです。
調理師免許の試験は、合格率60%程度でありちゃんと勉強すれば合格しますので、①のアルバイト先に実務経験を証明してもらうところが一番のポイントになります。
①アルバイト先に実務経験を証明してもらう。 ②調理師免許の参考書を買って勉強する。 ③調理師試験に合格する。
①アルバイト先に実務経験を証明してもらう。
実務経験で認められる期間は、『週4日以上、1日6時間以上を2年以上』です。
私は、大学1年の初めてのアルバイト先を六本木にあるオイスターバーのキッチンに勤務し大学4年までの合計 3年半続けていました。普通の大学生と同じ授業やサークルで平日は結構予定埋まっていたので、土日は1日フル、平日の夜を1~3回入る程度でした。
あれ、これだと2年以上働いてるけど、週4以上、一日6時間以上の条件に当たらないじゃないか?? と思ったと思います。
(シフトを週4も入っていたら他の事ができないので同じ状況の大学生の方は多いのではと思います。)
しかし、実務経験は、就業期間の合算が上記の期間相当と見なされれば、実務証明はできるんですね~。
この事実を知らない方が多いので、その事実を店長にはなして調理業務従事証明書書いてもらいましょう。
②調理師免許の参考書を買って勉強する。
調理師免許試験は、過去の実績からみると合格率60%程度でマークシート形式の試験となります。
マークシートなので、各科目が甘い理解だったとしても、それらしい選択肢を選べば当たってしまいます。
学習期間は、土日に3~4時間勉強して1.5ヶ月くらいで、私が使った参考書は、以下の本だけでその他参考書等は使いませんでした。
試験自体は、過去問の使いまわしが多いので、本に記載されている過去問を重点的にやった方がよいです。
正直、センター試験とか大学受験を経験された方にとっては、さくっと勉強できてしまうので容易にだと感じる方が多いと思います。
③調理師試験に合格する。
あとは、都道府県ごとで開催されている調理師試験に応募して受験し合格するだけです。
公衆衛生学9問・食品学6問・栄養学9問・食品衛生学15問・調理理論18問・食文化概論3問の6科目計60問で、合格ラインは、満点の6割以上です。
その科目ごとで合格ラインが引かれているらしいので、もし時間がなかったとしても全て問題に対し回答しましょう。
調理師免許には更新がないため、これで合格したら、一生調理師免許を取得していると名乗れます!
3. 調理師免許を取って結局得したのか
私は、料理が好きだったですが、料理の道で生きていくために調理師免許をしたのではありませんでした。
大学生になったときからもともとエンジニア就職を予定していたので、
調理師免許を取得したのは完全に今後の人生で自己紹介するときのアクセントとなったり、箔がつくかなと思い取得しました。
その後の人生で結果どうだったのかというと、、
あまり得しませんでした 笑
自己紹介の時もわざわざ調理師免許を自分から言い出したらうざいだろうなと思うので、結局言わなかったです。
また、転職活動したときに、一応履歴書に取得資格の欄に『調理師免許 取得』は記載してましたが、まったく触れられたことはなかったですねw。
あえて得した点を言うのであれば、調理師試験に向けて勉強したと普段得られない知識が得られたことぐらいでしたね。
これで、大学生のキッチンアルバイト経験で調理師免許を取る方法については以上となります。
調理師免許取得を目指している方は、ぜひ頑張ってください。