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【メタバースエンジニアが語る】上級バーチャルリアリティ技術者になる方法|ぷんぬの森

 

こんにちは、メタバースエンジニアをしているぷんぬ(@punnublog)です。

 

VR技術者になろうとしている人「上級バーチャルリアリティ技術者ってどうやってなれるの?」

 

こういった疑問に答えます。

 

もくじ

 

  この記事を書いている私は、 VR・AR企業でエンジニアをしている者です。
昨年、上級バーチャルリアリティ技術者になることができました。
その時の試験の状況や勉強方法についてこの記事で紹介していこうと思います。

 

上級バーチャルリアリティ技術者になる方法

 日本バーチャルリアリティ学会が主催しているVR技術者認定試験が「セオリーコース」と「アプリケーションコース」と2つあるのですが、
その2つの試験に合格すると晴れて「上級バーチャルリアリティ技術者」の資格が認められます。

参考:日本バーチャルリアリティ学会 VR認定試験  

 

VR技術者認定試験とは?

それでは、VR技術者認定試験とはどのような試験なのか解説していきます。

VR技術者認定試験とは、日本バーチャルリアリティ学会が主催しているVR技術者に向けた試験です。
主催している日本バーチャルリアリティ学会は、1996年からある歴史のある団体で、
理事の方々も、私はVR・ARの開発をしているばかりでアカデミック方面には疎いほうですが、それでも有名だと分かる方々が所属しています。

 

この団体が公式で出版している本がこちらになります。

 

この試験では、この本が丸々試験範囲となっていて、以下2種類の認定試験が開催されているのです。

第1章~第4章 セオリーコース の試験範囲       (例年7月に試験実施)

第5章~第8章 アプリケーションコース の試験範囲   (例年12月に試験実施)

 ちなみに、それぞれ内容としては以下のようになっていて、セオリーコースはVRの基礎理論、アプリケーションコースは、VRの応用の内容となってます。(大体の人は、VRと実際の社会との関係をイメージしやすいアプリケーションコースを好む方が多い印象です。)

 

セオリーコース

VRの考え方、VRに関する人間の認知の仕組み、VRを生じさせる機能と人とのインターフェース、VRを生じさせる機能の構成法など

アプリケーションコース

オーグメンティッドリアリティ、ウェアラブル、テレイグジスタンス、臨場感通信などの実世界と関連するバーチャルリアリティの展開 や コミュニケーション、制御、創造、教育、エンタテイメント、解明といったVRの応用など

 

 

①申し込み

実は申し込みが0次試験。試験申し込み人数上限があるので、うかうかしていると申し込み枠がすぐに埋まってしまうのです。
(私の友人は、勉強をしていたのにもかかわらず、申し込みができずに1年間 試験を待たざるおえなかった方がいました。)

 

受験を希望されている方は、申し込みがはじまった瞬間にすぐに申し込みできるように 以下のメール配信に登録しておくことをおすすめします。

日本バーチャルリアリティ学会 VR技術者認定講習会・試験開催案内メール配信用

 

ちなみに受験費用は、以下のようになっています。

正会員・一般会員・賛助会員  4500円

非会員            5500円

学生会員           2500円

学生非会員          3500円

 

②勉強方法

勉強方法は、以下の3つのステップを踏んで下さい。

1.バーチャルリアリティ学を読む

2.過去問を3年以上解く

(3.講習会に参加)

 

 1,2は必須で行うようにしましょう。

 「バーチャルリアリティ学」は、ちゃんと理解しながら読もうとすると、調べながら読むことになり時間がかかります。
余裕を持った勉強計画を立てるといいと思います。。

 そして、「バーチャルリアリティ学」を読んだら、
次に以下リンクから過去問がダウンロードすることができるので解きまくりましょう。
実は、この試験、ほとんどがこの過去問から出ます。私は、過去3年くらいを解いて試験にのぞみましたが、9割くらいは見たことある問題でした。

>>過去問

 

   日本バーチャルリアリティ学会からこの試験に向けて講習会を開いてくれてます。
内容は、「バーチャルリアリティ学」の本の内容を解説してくれたり、最新の関連事例なども紹介してくれます。

 結構値段が張るので私を含め私の周りは受けてませんでしたが、普段なかなか講演で聞けない先生方ばかりなので、受講できる方は参加しておいた方がいいと思います。

正会員・一般会員・賛助会員  10000円

非会員            15,000円

学生会員           2000円

学生非会員          3000円

 

③試験日

 試験は、カメラ付きのPCを使ったオンラインの会議システムです。
時間は60分間で、全問選択式の65問解きます。
私は、この試験をそこそこ勉強したほうですが、時間は余らずフルに時間を使用しました。

この試験、業界人が受験する方が多いのと過去問を解けば大体対策ができてしまいます。
ということで、合格率は、例年90%以上です!!

正直、そんなに難しくない試験なので、
興味でVRのこと学びたいという文系の方でも、ぜひ「バーチャルリアリティ学」を手にとって、受けてみてはいかがでしょうか?

 

上級バーチャルリアリティ技術者になって良かったこと

正直、この試験を受けたからって給料が上がった訳でもなく、また、合格率が高いことからそんなに希少性は高くありません。。。

ただ、

私は仕事でVR情報に触れている方なのですが、

今回「バーチャルリアリティ学」を読み学んでいく過程で、原理原則やVRの違う視点がみえたりと凄く勉強になりました。
そこで得るものが多くあったかなと思います。

 

これからもメタバースエンジニアだからこそ話せるブログを発信していきたいと思います。

ではでは。

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